学会誌
第19号(2023)
論文
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奴隷制改善から廃止期のイギリス領における奴隷の生活とジェンダー観の変化──グローバル・ヒストリーの一断面としての分析──
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ある「からゆきさん」の語りからみる女性の経験とグローバル・ヒストリー
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過去をともに生き延びる──満洲からの帰還者の事例を通じたエイジェンシー概念の再検討──
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男性産科医による共感と権威のポリティクス──アメリカ合衆国における産科麻酔の導入をめぐって──
シリーズ企画
Iジェンダーをめぐるキーワード
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フェミサイド
II学問領域とジェンダー
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トランス研究とアカデミアにおける物質的制約
海外の新潮流
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ソ連邦解体後30年の到達点──ロシア帝国・ソ連ジェンダー史の研究動向──
書評
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堀川祐里『戦時期日本の働く女たち──ジェンダー平等な労働環境を目指して』
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古川真宏『芸術家と医師たちの世紀末ウィーン──美術と精神医学の交差──』
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水戸部由枝『近代ドイツ史にみるセクシュアリティと政治──性道徳をめぐる葛藤と挑戦』
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李亜姣『現代中国の高度成長とジェンダー──農嫁女問題の分析を中心に──』
新刊紹介
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歴史学研究会編『アカデミズムとジェンダー──歴史学の現状と課題』
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勝浦令子『橘嘉智子』
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『美術手帖』Vol.73 No.1089 特集「女性たちの美術史:フェミニズム、ジェンダーの視点から見直す戦後現代美術」
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林博史『帝国主義国の軍隊と性──売春規制と軍用性的施設』
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浜野佐知『女になれない職業──いかにして300本超の映画を監督・制作したか。』
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杉浦郁子/前川直哉『「地方」と性的マイノリティ:東北6県のインタビューから』
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シンパク・ジニョン著、金富子監修、小野沢あかね/仁藤夢乃解説、大畑正姫/萩原恵美訳『性売買のブラックホール──韓国の現場から当事者女性とともに打ち破る──』
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三橋順子『歴史の中の多様な「性」──日本とアジア 変幻するセクシュアリティ』
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ダイナ・レイミー・ベリー/カリ・ニコール・グロス著、兼子歩/坂下史子/土屋和代訳『アメリカ黒人女性史──再解釈のアメリカ史・1』
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工藤晴子『難民とセクシュアリティ──アメリカにおける性的マイノリティの包摂と排除』
学界動向
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渋谷区立松濤美術館「装いの力──異性装の日本史」展を開催して
学会参加記
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「リプロダクティブ・ジャスティス:妊娠・中絶・再生産をめぐる社会正義を切り開く」
第19回年次大会の記録
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大会プログラム
〈自由論題〉
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部会A/部会B/部会C/部会D
〈大会シンポジウム報告〉
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シンポジウム「グローバル・ヒストリーとジェンダー」
〈大会シンポジウム批評〉
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大会批評
活動の記録
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彙報
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総会報告
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執筆者一覧
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受贈図書一覧
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