学会誌
第17号(2021)
論文
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⼆〇世紀初頭のアメリカ合衆国における優⽣学運動と断種――世界初の断種法制定からサンガーの産児調節運動まで――
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ナチ・ドイツにおける強制断種と被害者に対する戦後補償
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帝政期ドイツにおける性をめぐる科学的⾔説と⼥性の主体性――マリアンネ・ヴェーバーの〈⾃然〉概念批判に関する⼀考察――
研究ノート
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神功皇后図像の再検証――ジェンダーの点から⾒た、韓国併合後/戦後における図像の変容――
シリーズ企画
Ⅰ ジェンダーをめぐるキーワード
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インターセクショナリティ(交差性)
Ⅱ 学問領域とジェンダー
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看護職の歴史とジェンダー
海外の新潮流〕
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韓国における北朝鮮⼥性研究――共⽣の道を模索するために――
書評
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持続可能な家⽗⻑制に挑むフェミニスト⽅法論をエンローに学ぶ シンシア・エンロー『バナナ・ビー チ・軍事基地――国際政治をジェンダーで読み解く――』『〈家⽗⻑制〉は無敵じゃない――⽇常からさぐるフェミニストの国際政治――』
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⽯渡尊⼦『戦後⼤学改⾰と家政学』
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中嶋泉『アンチ・アクション――⽇本戦後絵画と⼥性作家――』
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⼩浜正⼦『⼀⼈っ⼦政策と中国社会』
新刊紹介
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義江明⼦『推古天皇』
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服藤早苗・⾼松百⾹編『藤原道⻑を創った⼥たち――〈望⽉の世〉を読み直す――』
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⽯⽉静恵・⼤阪⼥性史研究会編『⼥性ネットワークの誕⽣――全関西婦人連合会の成立と活動――』
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⾦富⼦・⼩野沢あかね編『性暴⼒被害を聴く――「慰安婦」から現代の性搾取へ――』/韓国挺⾝隊問 題対策協議会 2000 年⼥性国際戦犯法廷証⾔チーム、⾦富⼦・古橋綾編訳『記憶で書き直す歴史――「慰安婦」サバイバーの語りを聴く――』
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川恵実・NHKETV特集取材班著『告⽩――岐⾩・⿊川満蒙開拓団 73 年の記録』
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康潤伊・鈴⽊宏⼦・丹野清⼈編『わたしもじだいのいちぶです̶̶川崎桜本・ハルモニたちがつづった生活史』
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松原洋⼦編・解説『優⽣保護法関係資料集成』全6巻/荻野美穂解説『優⽣保護法関係資料集成第2期 市⺠運動編』全8巻
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源淳⼦『仏教における⼥性差別を考える――親鸞とジェンダー ――』
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岩淵宏⼦・⻑⾕川啓監修『[新編]⽇本⼥性⽂学全集』全 12 巻/新・フェミニズム批評の会編『昭和後期⼥性⽂学論』
学界動向
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国⽴歴史⺠俗博物館企画展⽰「性差(ジェンダー)の⽇本史」を開催して
学会参加記
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⼥性国際戦犯法廷 20 年オンライン国際シンポジウム
会員企画報告
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ディアスポラとしての⼥性作家̶̶蕭紅と林海⾳を中⼼に̶̶
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開国の前線に⽴つ⼥性たち――近代の性売買におけるインターナショナリティ――
第17回年次大会の記録
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⼤会プログラム
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⾃由論題
⼤会シンポジウム報告
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シンポジウム「優⽣学とジェンダー――不妊⼿術(断種)を中⼼に――」
⼤会シンポジウム批評
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記者と研究者 社会を動かすために、共にできること
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優⽣学――近代のジェンダー史的書き換えの視点として
活動の記録
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彙報
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総会報告
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執筆者一覧
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受贈図書一覧
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*学会規約/役員構成/⼊会案内/著作権について/投稿規定/編集後記