学会誌
第10号(2014)
論文
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日本占領をジェンダー視点で問い直す――日米合作の性政策と女性の分断――
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植民地支配とジェンダー――朝鮮における女性植民者――
シリーズ企画
Ⅰジェンダーをめぐるキーワード
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軍事化とジェンダー
Ⅱ学問領域とジェンダー
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日本語とジェンダー――歴史研究とのかかわり――
海外の新潮流
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グローバルとローカルを架橋すること 王丹凝・王政・徐午 ――ディアスポラの中国フェミニスト――
書評
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沢山美果子『近代家族と子育て』
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木村尚子『出産と生殖をめぐる攻防――産婆・助産婦団体と産科医の 100 年――』
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坂井博美『「愛の争闘」のジェンダー力学』
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久米依子『「少女小説」の生成 ジェンダー・ポリティクスの世紀』
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吉良智子編『戦争と女性画家 もうひとつの近代「美術」』
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宮西香穂里『沖縄軍人妻の研究』
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西野瑠美子・金富子・小野沢あかね 責任編集「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター編『「慰安婦」バッシングを越えて――「河野談話」と日本の責任――』
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松原宏之『虫喰う近代――1910 年代社会衛生運動アメリカの政治文化――』
[新刊紹介
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服藤早苗『古代・中世の芸能と買売春——遊行女婦から傾城へ——』
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総合女性史学会編『女性官僚の歴史——古代女官から現代キャリアまで——』
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服藤早苗編『「平家物語」の時代を生きた女性たち』
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サビーネ・フリューシュトゥック/アン・ウォルソール編、長野ひろ子監訳、内田雅克・長野麻紀子・栗倉大輔訳『日本人の「男らしさ」——サムライからオタクまで「男性性」の変遷を追う——』
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札幌女性問題研究会編『北海道社会とジェンダー——労働・教育・福祉・DV・セクハラの現実を問う——』
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井上和枝著『植民地朝鮮の新女性——「民族的賢母良妻」と「自己」のはざまで——』
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須田将『スターリン期ウズベキスタンのジェンダー——女性の覆いと差異化の政治——』
学界動向
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VAWW RAC
学会参加記
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International Conference ‘Women’s Histories: The Local and the Global‘
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日中韓女性史国際シンポジウム「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
第10回年次大会の記録
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大会プログラム
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自由論題
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〈記念講演〉大会報告
シンポジウムA
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軍事化とジェンダー
大会シンポジウムA批評
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戦後日本の「軍事化」を読み解く
シンポジウムB
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アジアにおける移動のジェンダー史 ——主体性と隷属性の交叉にみる〈近代〉——
大会シンポジウム B 批評
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「主体」から「エイジェント」へ、そして少数派の発想へ
公開シンポジウムの記録
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「地域研究としての女性史――まなび・かたり・つなぐ――」
活動の記録
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彙報
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総会報告
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執筆者一覧
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受贈図書一覧
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*学会規約/役員構成/入会案内/投稿規定/著作権について/9 号の訂正/編集後記