学会誌
第3号(2007)
論 文
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「黒人レイピスト神話」のポリティクス――20 世紀転換期アメリカにおける人種暴力・ジ ェンダー・階級――
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砂糖黍畑の女たち――ハワイ日本人移民女性と 1920 年のオアフ島第二次ストライキ―
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ウィークネス・フォビアの形成――明治期『少年世界』に見る‘男性性’――
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母親年金から児童扶助へ――1935 年アメリカ社会保障法とジェンダーに関する一考察――
研究ノート
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古代ギリシアにおける女のイメージ――薬草φάρμακονという用語に見られる男女の相違について
シリーズ企画
Ⅰ ジェンダーをめぐるキーワード
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父性
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シスターフッド――その意味と限界――
Ⅱ 学問領域とジェンダー
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女性作曲家研究と音楽学―-From Convent to Concert Hall を中心に――
海外の新潮流
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アメリカ先住民史研究における女性とジェンダー
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現代台湾における女性運動の動向――「性権派」と「婦権派」の対立を中心に――
書評
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長島淳子『幕藩制社会のジェンダー構造』
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川本静子・松村昌家編『ヴィクトリア女王 ジェンダー・王権・表象』
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牟田和恵『ジェンダー家族を超えて 近現代の生/性の政治とフェミニズム』
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山崎明子『近代日本の「手芸」とジェンダー 女性の国民化に果たした手芸の役割』
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鈴木杜幾子・馬渕明子・池田忍・金惠信編『交差する視線 美術とジェンダー2』
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朴 宣美『朝鮮女性の知の回遊 植民地文化支配と日本留学』
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星乃治彦『男たちの帝国 ヴィルヘルム2世からナチスへ』
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Sean Brady, Masculinity and Male Homosexuality in Britain,1861-1913.
新刊紹介
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大越愛子・井桁碧編『戦後思想のポリティクス 戦後・暴力・ジェンダー1』
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河村貞枝・今井けい編『イギリス近現代女性史研究入門』
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市古夏生・菅聡子編『日本女性文学大事典』
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川島慶子『エミリー・デュ・シャトレとマリー・ラヴワジエ 18 世紀フランスのジェンダ ーと科学』
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西村汎子・早川紀代編『戦争・暴力と女性』全3巻
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何燕侠『現代中国の法とジェンダー 女性の特別保護を問う』
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長野ひろ子『ジェンダー史を学ぶ』
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金惠信『韓国近代美術研究 植民地期「朝鮮美術展覧会」にみる異文化支配と文化表象』
学会動向
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イメージ&ジェンダー研究会
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日本オーラル・ヒストリー学会――オーラル・ヒストリー研究と女性史・ジェンダー史 ――
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日本語ジェンダー学会――ことばとジェンダーの関係を探求する――
学界展望
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日本学術会議におけるジェンダー関係の取り組み
学会参加記
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Competing Kingdoms: Women, Mission, Nation, and American Empire, 1812-1938
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Women and the Book in Premodern Japan Kate Wildman Nakai
第三回大会の記録
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自由論題
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<シンポジウム> 文化・権力・ジェンダー
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<大会批評>大会に期待されるもの
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学会参加記――中国の学会と比較して――
活動の記録
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彙報
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総会報告
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公開シンポジウム報告
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執筆者一覧
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受贈図書一覧
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学会規約/役員構成/入会案内/投稿規程/2号の訂正/編集後記